坊ブロ「NAM-NAM!!!」4限
こんにちは！！
黒潮美遊踊り子、円福寺副住職の
平幡龍正です！
すごく今更ながら、
黒潮美遊のプロデューサー 大心からの誘いでこのブログにお邪魔してお話しさせてもらっておりますが、勉強になる、面白いと美遊メンバーの方からもいろんな声をいただいてます！
こんな長々と書いている記事を読んでいただき、本当にありがとうございます！！
般若心経について 〜色即是空のことわりなり。〜 パート1
今回は、
『般若心経』(はんにゃしんぎょう)
についてお話させていただきます。
本当に自分でも書いていて長くなってしまうと感じるので、パート1とパート2に分けますね！
『般若心経』は、お坊さんのみならず、一般の方にも親しまれているお経です。
読者の皆さまのなかにご存知の方もいるかと思います。
また、このお経はほとんどの宗派共通でお唱えしています。
それぐらい日本では広く知られているお経です。
一般の方も毎日お唱えすれば覚えられるので簡単です。
しかし内容は実に深い。
私は四年制大学の仏教学部出身で、『般若心経』を授業で何度唱えたことか。(覚えたのは小６)
学校のチャイムと同じような感覚で授業の最初にお唱えするんです。
卒業論文で、このお経を研究テーマとして提出した同級生も何人かいました。
卒論の研究テーマにするレベルのお経のことをこの記事で書こうと思います。笑
といっても、お経の中のある部分だけに焦点をあてたお話になります。
その部分とは、
「色即是空空即是色」
(しきそくぜくうくうそくぜしき)
書き下すと、
「色是れ即ち空なり、空是れ即ち色なり」
読み仮名は、
(しきこれすなわちくうなり、くうこれすなわちしきなり)
この部分だけでも非常に深いです。
ちなみに私は、
黒潮美遊の「ONE」という作品でデビューしました。
我が団長の鈴木智仁さんが「ONE」の口上のなかで、
「これ色即是空のことわりなり」
と語られていたのを踊りながら聞いて、すぐに『般若心経』と分かりました。笑
パート2では、「色即是空空即是色」がどんな意味なのかについてお話しさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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